SSブログ

中古車の間違えない購入方法 その2 諸費用(法定費用) [車にかかるお金]

こんにちは。
今回は前回と同じく中古車を購入するうえでの注意、事前知識などを書きたいと思います。

今回は車にかかる諸費用です。
車購入にあたり最初の壁となるのはこの項目です。
今日はさらに細分化してみてみましょう。

まずは法定費用
法定費用とは主に税金で、排気量や車検残の有無などで金額は異なりますが、計算方式は全国共通となります。
まずは自動車税です。これは、自動車の排気量によって課税される、都道府県税です。納税は毎年4月ですが、年度の途中で購入した場合は、登録の翌月から年度末までの金額を納税します。以下
自動車税月割納税額表(単位:円)


排気量 年額 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月
1,000cc
以下 29,500 27,000 24,500 22,100 19,600 17,200 14,700 12,200 9,800 7,300 4,900 2,400
1,001cc~
1,500cc 34,500 31,600 28,700 25,800 23,000 20,100 17,200 14,300 11,500 8,600 5,700 2,800
1,501cc~
2,000cc 39,500 36,200 32,900 29,600 26,300 23,000 19,700 16,400 13,100 9,800 6,500 3,200
2,001cc~
2,500cc 45,000 41,200 37,500 33,700 30,000 26,200 22,500 18,700 15,000 11,200 7,500 3,700
2,501cc~
3,000cc 51,000 46,700 42,500 38,200 34,000 29,700 25,500 21,200 17,000 12,700 8,500 4,200
3,001cc~
3,500cc 58,000 53,100 48,300 43,500 38,600 33,800 29,000 24,100 19,300 14,500 9,600 4,800
3,501cc~
4,000cc 66,500 60,900 55,400 49,800 44,300 38,700 33,200 27,700 22,100 16,600 11,000 5,500
4,001cc~
4,500cc 76,500 70,100 63,700 57,300 51,000 44,600 38,200 31,800 25,500 19,100 12,700 6,300
軽自動車
(乗用車) 7,200 -
軽自動車
(商用車) 4,000 -
ちょっと見づらいですが、例を挙げると
2500㏄の車を6月に購入しました。すると自動車税は6月時点で33700円となります。
※ロータリーエンジン車は普通のエンジンの構造と異なり、独特な構造ですので自動車税も変わってきます。
ロータリーエンジンの12a、13bエンジンは「1500超~2000㏄以下」、20bエンジンは「2001~3000㏄」となっております。

次は自動車取得税です。
自動車取得税は、車を購入し、登録するときにかかる都道府県税です。
税率は「取得価格の5%」(軽自動車は3%)と決められています。
新車の場合、車両本体価格+主要オプションの価格の9割から、1,000円未満を切り捨てた金額が取得価格となり、その価格に税率がかけられます。
中古車場合は、新車時の取得価格を基に年式によって算出された金額に対して税がかけられます。
また、中古車の中には自動車取得税がかけられてない車もあります。
そのあたりをよく見てから中古車を買うことも一つの手です。

今度は自動車重量税です。
これは車検時に払えばいいです。
中古車の中には車検が残っている車には納税の義務がないですが、購入時に車検を通す車には納税の義務があります。
中古車の説明文などをよく見て判断してください。

次は自賠責保険です。
正しくは、自動車損害賠償責任保険といいます。車の所有者(または使用者)が必ず加入しなければならない保険のため、一般には「強制保険」とも言われています。
ただし、自賠責保険には保険金の制限がかかっているため、対人賠償無制限の任意保険に加入したほうが筆者としてはおすすめです。

次は消費税です。
消費税は、車両本体価格をはじめ、オプション装備や付属品、登録手数料など、ほとんどのものに8%の消費税が課税されます。課税されないのは法定費用のみとなります。
また、車検残のある中古車を購入するときには、自動車税や自賠責保険料の「月割相当額」も課税対象になります。

このほかにも、登録費用、車庫証明費用(これは自分でもでき、自分でとった場合は印紙代だけで済むことがあります。)、納車費用(これも自分で取りに行けば実質無料です。)、車を下取りしてもらう場合は下取り費用、リサイクル料金がかかります。

このように、諸費用だけでも疲れてしまいそうな内容でしたが、これをすれば車が手に入るので知らず知らずに手が動いていくかもしれませんので中古車購入を希望でしたら本記事の内容をできるだけ頭に写し、ぜひ実践してみてください。

今回はここまでにします。
ありがとうございました。
下の欄にアフィリエイト広告を出しておきますので是非ご覧ください。そして気に入った中古車を見つけてください。



nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。